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お客様広場・乗船体験記

乗船体験記

  • 東南アジアクルーズ12日間【パート2】
  • サファイヤ・プリンセス
  • 2015年2月28日〜3月10日/札幌在住  齋藤 様

3月2日(月)晴 ブルネイ国に上陸、国立博物館を見学する

 起床は午前6時であったが、私は左肩下部に痛みがあり朝7時ごろまでうつらうつらの状態、上さんは極めて元気だ。午前8時にはホライゾン・コートへ朝食に行く.隣り合わせた熟年カップルはイングランドから来たといい、このクルーズが初めてで魅力的だそうだ。船は午前10時ブルネイ国の首都バンダルスリブカワン近くの港に着岸した。28日に予約しておいたオプショナルツアーの集合時刻午前10時15分に指定された7階フロアに行く。(オプショナルツアーは乗船した日の夜、まとめてexcursion counterで毎回数種類あるツアーコースの中からアドバイスの受けて5日分のチケットを購入しておいた)


 今日のツアー内容説明が大ホールの一部を使用して約300人の参加者に行なわれた後、下船してグル−プ毎に指定されたバスに搭乗した。私達は200A2グル−プでオレンジ色のマークを胸につけており、約40人がバスに乗りこんだ。外気は30度を超える暑さで、室内は冷房が効いている。大半がカップルでの参加であり、隣りの中年カップルはオーストラリアからで奥さんは足が悪く、ご主人は高性能のカメラを持っており、私から地元ガイドの英語が聞きづらいので、ヘルプしてくれるよう頼んだら心よい返事があった。
 A2バスは午前11時に出発して森の多い高速道路を走り抜けて30分後には博物館前へ到着した。目の前の二階立建物には、中央に白色の大円柱が聳えており、イスラム教国の威厳が現われているようだ。入口でグル−プ全員の持ち物がA2と記した大箱(貴重品も総て)に職員の手で収納され靴も脱がされた。クルーザーは9つのグループ毎に展示してある彫刻、絵画、当地風俗のミニ模型品、歴代国王にまつわる記念品の数々をバスガイドの説明で観てまわるので意外に疲れる。オーストラリア人夫妻は奥さんが入口ベンチで待機していた。陳列品は国王の権威を表現するものが多く、式典などに纏わる品々からは中国文化が伝承されている気配がしてならない。

 次はモスクの見学であるが、選択したエックスカーションの通りバスからの見学である。最初に旧モスク、そして新モスクを車窓から眺めたが、両方ともスケールが偉大でかつ尊厳に満ちており、境内全体が異様な空間をかもち出していて異文化の薫りに満ちている。


旧モスク

水上集落を左手奥に望む

サファイア・プリンセスに帰船

 また、途中の河辺には今なお、水上集落や海浜市場が現存していて一瞬のタイムスリップを感じざるを得ない。バスは郊外に向かって走り、ゴルフ場、子供の国、国王のリゾート邸などを丁寧に案内してくれた。この国は石油王国の名の通り、モスク以外の都市機能も整備されており、休日以外の利用客がいなくともきちんと管理されているようだ。例えば常夏の国なのに競馬場があって、その隣りには競走馬の飼育場があり、サッカー場あり、また学校や保育所なども整然としており郊外には高級住宅も点在している。高速道を縦横に走って午後3時を回ってから船に戻った。
 大勢のクルーザーが一挙に帰船したため、ホライゾン・コートは昼食の席もないほどの混みあいである。窓際で食事をしていたら、年配の女性からとなり合わせをと声をかけられた。一人はフィリッピン人で、先生をしていてその時の恩師と一緒といい、クルーズ歴は実に21回で恩師はアメリカ人で3回目という。毎日異なるクルーザーとの出会いは直ぐ親しくなってとても嬉しい。キャビンに帰ると少し頭痛がしてベットに横になった。肩もみ等を繰り返してからバルコニーに出て青い海を眺めているうちに頭痛がおさまり、ホットした。今日は昼食も遅かったので、夕食は午後8時と決めてその間全くの自由時間を過ごした。午後7時からアトリウムを散歩、昨日撮影したシャンパンパーテイでの写真がフォトギャラリーに既に陳列してあり、上さんの分を購入した。ホライゾン・コートでは遅い時間であると、何かと不便なことがわかり{(この席はあと10分で閉鎖するとか、料理(バイキング)のラストオーダーは10分後といわれたり)}、今後考え直さなければと感じた。
 船は午後8時に出航したようで、午後10時半には就寝としたい。

3月3日(火)晴 終日航海 厨房見学、プールでの寛ぎなど

 今朝は午前7時半に起きてバルコニーから眺めた南シナ海はまことに穏やかで青く染まっている。午前8時半にレストランへ行く。また空席を探していたら、日本人らしき紳士から隣りに坐って良いといわれた。着席した途端「私はリーです」といわれて日本人と思ったのが見当違いだった。彼はマレーシア人で弁護士だという。話ははずみ、彼は飛行機嫌いでクルーズは2回目、奥さんは海外へ20回は行っているとの事である。私達は日本の北海道から来たというと、雪はどうか、寒さはどうかと聞かれ、私からはマレーシアはクアラルンプールでしょうと云ったら、いや、東部のクワンタン(Kuantan)が私の住む街で良いのだという。お嬢さんも三井住友銀行シンガポール支店に勤めているそうだ。私はついつい食事も禄にせずに話に夢中になってしまい、実に楽しいひと時を過ごしてしまった。


特別に厨房内を見学(左は総料理長)

 午前10時頃から5,6,7階のアトリウムを見てまわる。ここにはブテックなどのショップ群をはじめクルーザーズ・デスク、カジノ、図書館、絵画画廊、フォトギャラリー、カフェ、バーなどがありクルーザーの散策路でもある。今朝の日本語新聞に午前10時30分からは日本人対象の特別厨房見学会があるので、インターナショナルダイニングに集合するよう案内があり、6階後尾のレストランに出向いた。豪華なテーブルを囲んで数十名が集い、通訳を介して総料理長やレストラン支配人の紹介などがあり、乗組員総数が約千人で、そのうち約半分の550人が食事にまつわる部署に配置されているとの説明に感心した。そのあと普段は見られない同じ階にある厨房の1部を視察した。清潔な環境下で料理人が生き生きと働いており、キッチンも清潔そのものである。見学は15分で終了したので、またアトリウムに戻り50年記念セールスルームで既に10時開店のため品薄となっていたが、ショッピングを楽しんだ。

 午後の予定はプールサイドでの寛ぎである。昼食後水着に着替えて14階にある2つのプールへ行った。しかし、何処をさがしてもプールチェアは塞がっている。15階へ上がりやっと2席を確保、ここはサンルームになっていて、凄く暑い。まずは空いているジャグジーに入ると、中は温水でとてもリラックスができる。さらに上さんがプールに入ったら深くて背が届かないという。私も挑戦したがとても泳ぐ気にはなれず15階のプールチェアでゆっくりと時を過ごした。


バルコニーからのサンセット風景

5〜7階に吹き抜けのアトリウム

 夕方キャビンへ帰ってシャワーを浴びたら、3日間の旅の疲れがすっかり洗われた。午後6時を過ぎてバルコニーに出たら、夕日が刻々と南シナ海へ沈んでゆくのが秒刻みに前方遥かに展開しており、カメラのシャッターを何度も切ってこのシーンを記憶に残した
 夕食後は船内の散歩である。というのも明日へ向けて船は北西へ進路をとっている性か、今朝の新聞でもキャビンへのメモでも今晩中に時計の針を1時間遅らせるよう知らせてあった。フロアの移動はいつもエレベーターであり、アトリウムへと6階で降りた處が実は大ホール前だった。入口に立つ案内係が「どうぞ」と誘ったのでホールに足を踏み入れたら、満員に近いクルーザーが舞台のショーに見入っている。予期しない時間つぶしに二人とも着席した。午後8時をまわって、舞台には実物よりやや大きいキャデラックが1セット置かれ、舞台のバックシーンがアメリカ大陸の高速道の動きとなり、男女4人のダンサーが走る車(そう見える)の上で踊り出した。それにロックバンドの伴奏がつき、歌、ダンスと総勢16人の踊り手が舞台一杯にダイナミックなショーを繰り広げて、約1時間におよぶ素晴らしいショータイムを満喫する事が出来た。
思わずの出会いは余った時間どころか見事な時間だった。明日はベトナム行き、午後10時には就寝したい。

3月4日(水)晴 ベトナムのリゾートニャチャンを訪問

 今朝のエックスカーションはベトナム南部の海岸都市ニャチャンで、デスクが推薦した郊外ドライブ、農家、市場見学コースであり、午前8時45分〜午後0時45分の予定で午前8時までに、フュージョンクラブ(7F)集合である。


テンダーボートで

 朝の起床は6時、外はすでに明るくニャチャンのカウダー港沖へ船は着いているようだ。静かな町のようで少し大気がかすんでいる。午前8時に集合場所へ行き5分間の説明を聞いてから下船して、テンダーボート桟橋ま行き約100人がボートに乗り移った。桟橋ゲートには約20分で着いて、ここからバスに乗り換えてニャチャンの中心部へ向かう。
 ニャチャンはフランス領時代から海の保養地として栄えたとの印象であるが、街並みは別として道路一杯に走るバイクの数が只事でなく、バスのスロー運転も余議なくて道路沿いにはバイク販売、修理店が多く見られ商店街も雑然としている。ニャチャン中心部を約20分間まわり、寺院の近くでバスを降りた。結構暑い中、綺麗な赤や紫の熱帯の花が咲いている狭い道を歩いて小さな寺院の境内に入る。庭は日本の寺院との違いはなく、ガイドさんが仏陀の座像前で説明をするが、クルーザーが多くて良く聞き取れない。ここには禄壽寺との看板がでている。ここの門前には白黒の制服を着た小学生が休み時間なのか見物に来ている。そのあと、マーケット街に移動して中を歩く。ここにはあらゆる種類の店が集合しており、広くて混み合い凄い光景だ。バスへ帰る道路のかたわらにはゴミが集積した空地があり、若者がバイクを降りて集まっているので、汚いシーンを写真でとるのももどかしい。さらに小さな寺院をめぐってから、米を原料の製菓工場を見学(私は暑さがひどくてバスにとどまる)したのち、水牛のいる農地に出た。狭い道のかたわらに幼い子供二人が自分が書いたという色鉛筆の絵をかざして物乞いをしている。見かねて上さんが1枚買ってドル紙幣を傍の母親に渡した。


仏寺院の中庭


レストランで暫しの休憩

 12時を過ぎてからバスは竹林に囲まれた涼しい郊外のレストランへ行く。椰子の実のジュースにバナナ、西瓜のサービスなどを受けて30分の休憩をした。バスは午後2時にテンダーボート埠頭へ戻った。ここの広場にはテント張りの土産店が並んでいて、暑さを凌ぐためか若い店員が日よけ用布を顔におおっている。珍しさもあり、やや多めの買い物をしてボートに帰った。テンダーボートは母船には午後3時に帰った。
 また、ホライゾン・コートでの昼食中、6人がけの座席にアメリカ人二人が同席した。彼らは中年紳士で一人は看護師でシカゴからだそうだ。東京、名古屋に来日しており、スカイツリーには昇ったそうで、日本は綺麗だとの褒め言葉を頂戴した。私も毎日が楽しいと云って大笑いをした。
 キャビンに帰ってからも明日の準備でデジカメの充電にクルーザーズデスクへ降りたり、明日の集合場所を確認したりと忙しい。船は午後5時前には出航しており、今日も快晴無風で、青い海が美しい。バルコニーのチェアに座っていると、大きくうねる大海原を前にして、思考力はハタと止まってしまう。いや何もあぐねる必要がないのだ。夕食は3回とも14Fホライゾン・コートで、しかも最後尾ルームの静かな左舷窓際の二人用デスクと私達の指定席に近い。今晩で5日目の夜を終え明日から折り返しの日程だ。

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