「セレブリティ・インフィニティ」体験記

新造船パナマ運河デビュー(東南アジアクルーズ)

2001年3月2日(金)〜3月19日(月)18日間
本社クルーズデスク 鶴川 武史

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日本よりミネアポリスを経由して16時間の空の旅、そこは、クルーズ好きな人なら誰でもが憧れるマイアミの地である。空港を出ると冬だというのにかなりの暑さだ。今日はここで一泊、明日よりいよいよ14日間のクルーズの旅の始まりである。
いよいよ初日、ホテルを出発して半日マイアミ観光、その後、フォートロダデールに向かう。港に近ずくとインフィニティーのトレードマーク・イエロークロスがはっきりと見えてきた。ポートターミナルに降り立つと9万1千トンの巨大なダークブルーの船体はあまりにも大きすぎて目に収まりきれなかった。さすがは新造船インフィニティー、前評判どりの豪華客船である。いよいよ乗船、入口から軽快な音楽が聞こえ、船内スタッフが笑顔で私達ちを迎えてくれた。船内の生活の期待が一層ふくらんだ瞬間であった。入口を一歩入るとそこは高級ホテル、ロビーもフロントも真新しく新造船のにおいが漂っていた。

私は直ちにキャビンに入り荷物を置き、案内図を頼りに船内施設のチェックに奔走した。さすがに大きい広い一時間余の時間を要した。本船は満員、その内日本人は25人とのことだった。乗客は、アメリカ人、カナダ人が多数を占めていた。

乗船当初は緊張の連続、初めてのディナーの時間になった。4階のダイニングルームに行くと、リトアニア人のヘッドウエーター、ソサが笑顔で迎えてくれた。これからの船内生活よろしくと笑顔で返した。料理は手際良く運ばれてくる、味もみな好評、私は全ての料理をたいらげてしまった。すべての料理に手をつけることもマナーの内との考えも正直のところ手伝ってはいたが……。私の長い長い一日は夕食終了とともに終わった。明日はキーウエストに寄港、船は揺れもなく、静かに夜のカリブの海を進んだ。
本船、インフィニティーは乗客定員2000名、総トン数9万1千トン、全長320m、全幅32m、巡航速度22ノット、船籍イベリア、キャプテンはギリシャ人、レストランスタッフは東欧人が多く、ハウスキーパーはインド人と多国籍だ。船内生活は英語、ただネーティブは少ないので以外と日本人には聞き取りやすい。

2日目はヘミングウエイの愛したキーウエスト(フロリダ)に午前8時に入港、半日観光を楽しんだ。夕刻、ショアエクスカーションの申し込みに行くと5日目に寄港するはずのプエルトリモンがコロンビアのカルタヘナに変更になっていた。そんな話しは全然きていない。おおいに困惑した。日本の旅行企画では、このような大きな変更はないからだ。東京より新寄港地の資料をファクシミリで送ってもらった。海外ツアーではこのようなハプニングは時にはあることだと聞かされた。

3日目はカリブ海に浮かぶメキシコの島コズメルに下船し島内を一周観光した、マヤ文明の歴史を秘めた島である。カリブの海はとにかく美しいい。目を遠くにやるにつれてブルーの色が濃くなり、言葉では言い尽くせない美しさである。

4日目はこの美しい紺碧の大海原を終日クルージング、カリブの海の美しさを堪能した。
終日クルージングの日はデッキはカラフルでラフな服装にて彩られ賑わう。ジョギングをする人、ジャグジーに入って憩う人、読書する人、プールサイドで日光浴する人、スポーツデッキでは、ゴルフシュミレーション、クルーと卓球大会、船内では、映画を見る人、カジノで楽しむ人、ショッピングアーケードで買い物をする人、ビンゴゲームをする人、弁論大会などに参加する人と人さまざまの楽しみ方をし、船内生活を満喫している。終日クルージングの日は夜フォーマルディナーが多い、普段より早くタキシードに身をかため、夕食の前のパーティーなどに参加する。そしてディナーに流れる。フォーマルは普段より夕食のランクが上等である。夕食後シアターでは、歌やダンス、トークショー、マジックなどが夜遅くまで楽しめる。楽しんだ後は今日一日の最後、夜食が用意されている。船の一日は楽しい一語に尽きる。
船の夜明けの美しさはまた格別である。東の空が白らみだんだんと明るくなり水平線から太陽が昇る瞬間、旭光が走る様は荘厳である。また夕日が沈んで行く様も神秘そのものである。静かに静かに真っ赤な大きな球体が水平線に沈み消えて行く夜の帳りがおりる。夜のデッキで星座を眺め思いを日本に馳せる。これぞクルージングの醍醐味である。

5日目、変更になったカタルヘナへ入港、すぐ隣にはクラウンプリンセス号が既に入港していた。お互いにプライドが合うように思えた。市内半日観光をし港を後にした。船はパナマに向けて全速力で航行した。

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日程の6日目、3月8日、本クルーズの最大の観光名所パナマ運河の通過である。船は午前6時ごろ運河の入口に到着した。早い人は良い席を取りはじめている。ゆっくりと最初のロック、ガツンロックにちかずく。両脇にはタグボートががっちりガードしている。

パナマ運河は人造湖、ガツン湖を頂点に26mに及ぶ高低さ差がある、その高低をロック(閘門)で乗り越えて行く。船がロックに入ると水を入れだし、次ぎのロックの水位と同じになったら水門を開け、次ぎのロックに進ませるという方法で船を進ませて行く。これを3回繰り返してガツン湖まで上げガツン湖をクルーズした後、3回繰り返してガツン湖から下ろすこのロックの幅が33.53m、インフィニティーは32mつまり壁と船との隙間は1m53cmしかない、このためロックを通過するときは機関車に船を固定し、この機関車が船を引いてゆく。この船と機関車、門の閉開、水の注入、排出によって船の上下の操作運行が特に興味深かった。

パナマ運河の全長は93mあり約9時間かけて航行する船体はゆっくりと最初のロック、ガツンロックに入って行った。船との幅は数十センチメートルすれすれである。直ちに門が閉まり、船体の下方から急激に水が入り船体はみるみる内に浮かび上がってきた。

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